バックグラウンドミュージックを追加しよう

Tutorial

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Unity Technologies

バックグラウンドミュージックを追加しよう

本チュートリアルでは、Audio Source コンポーネントを紹介し、シーンにオーディオがどのように追加されるかを説明します。

このチュートリアルでは、以下のことを行います:

  • ゲームオブジェクトに Audio Source コンポーネントを追加
  • オーディオクリップをオーディオソースに追加
  • 3D シーンに BGM を実装

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1. 概要

本チュートリアルでは、Unity のオーディオ機能について説明します。オーディオは、シミュレートされた環境をリアルに感じさせるために非常に重要です。


以前の練習問題では、Unity がオブジェクト同士の相互作用をシミュレートするのに役立つことを見ました。また、Unity は、物理的な環境で音波が相互に作用する方法もシミュレートします。 聴こえる音は、聴き手の音源からの距離や、音源と聴き手の間にある物質の物理的特性によっても変化します。


この入門チュートリアルでは、Unity がオーディオでリアリズムを向上させる方法を探ります。


2. はじめる前に

Unity Hub で、Universal Render Pipeline テンプレートを使用して新しい Unity プロジェクトを作成します。



Universal Render Pipeline テンプレートオプション (1) を選択し、プロジェクトに名前を付け (2)、プロジェクトを保存する場所を選択し (3)、作成 (4) を選択します。新しいプロジェクトには、1 つのシーンが含まれます。


3. サンプルプロジェクトのインポート

1. 3D プロジェクトで使用した手順に従って、Unity Asset Store で「Foundations of Audio」を検索し、My Asset ページに追加し、空のプロジェクトにインポートします。


2. Project ウィンドウで Scenes フォルダーを開き、EssentialsAudioScene をダブルクリックしてサンプルシーンを開きます。



3. プレイボタンを選択してシーンをテストします。


4. シーンの周りを見るためにクリックせずにマウスをドラッグします。シーンのビューを移動するには、WASD キー(W 前方、S 後方、A 左、D 右)を使用します。


5. Play を選択して、サンプルシーンのテストを停止します。


4. 空のゲームオブジェクトを作成する

空のゲームオブジェクトをプレースホルダーとして、またバックグラウンドオーディオのコンテナとして使用します。これを設定するには、以下の手順に従います:


1. Hierarchy 内で右クリックし、Create Empty を選択します。




2. このゲームオブジェクトの名前を Inspector で Music に変更します。



3. Inspector で、右の 3 つのドットを選択して位置をリセットし、Reset Position を選択します。これにより、ゲームオブジェクトの中心の位置 (position) が 0,0,0 に設定され、シーンの中心に合わせます。




5. 空のゲームオブジェクトにオーディオを追加する

ゲームオブジェクトがシーンでオーディオを再生するには、Audio Source Component を追加する必要があります。


1. Hierarchy ウィンドウで、Music ゲームオブジェクトを選択します。


2. Inspector ウィンドウで Add Component ボタンを選択します。



3. 検索バーを使って、Audio Source のコンポーネントを探して選択します。



4. Inspector の Audio Source コンポーネントで、利用可能なプロパティを確認します。



音声を再生するオーディオソースには、Audio Clip を追加します。


5. Project ウィンドウで、Audio フォルダーを開き、このサンプルプロジェクトで提供されているオーディオクリップを確認します。Music を選択します。



6. Inspector ウィンドウには、Music オーディオクリップの Import Settings が表示されます。Inspector ウィンドウの下部に、選択したオーディオクリップの波形プレビューが表示されます。プレビューパネルが表示されない場合は、下部のプレビューヘッダーをクリックして上にドラッグすると、プレビューパネルが表示されます。



7. プレイボタンを選択すると、Music オーディオクリップをプレビューすることができます。波形をクリックして再生をスキップしたり、クリックしてドラッグして波形をスクラブしたりすることができます。プレビューが終わったら、もう一度プレイボタンを選択します。



8. Hierarchy ウィンドウで、Music ゲームオブジェクトを選択します。


9. Inspector ウィンドウで、Audio Clip の右にある丸いアイコンをクリックします。



10. Select ウィンドウが開き、このプロジェクトで利用可能なすべてのオーディオクリップが表示されます。Music オーディオクリップを選択して、Music オーディオソースのオーディオクリップとしてアサインします。



11. プレイボタンを選択してテストします。音楽の再生が聞こえない場合は、Game ビューの Mute Audio ボタンが現在有効になっていないことを確認してください。Mute Audio ボタンをクリックして、プレイモードでミュートとミュート解除を切り替えます。


注:それでも音楽の再生が聞こえない場合は、Audio Source コンポーネントの Play On Awake 設定が有効になっていることを確認してください。



6. 次のステップ

シーンにオーディオを組み込みましたが、オーディオでできることはまだまだたくさんあります。次のチュートリアルでは、リアルタイム 3D プロジェクトにおけるオーディオの役割について学び、3D 環境のためのリアルなサウンドを作成します。


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