プレイヤー体験を作る

Story アイテムとは、世界の特定の場所に到達したときに、プレイヤーと情報を共有するために表示されるテキストです。ナラティブを共有したり、プレイヤーを特定の場所に誘導したりするために使用することができます。

まずは、個別の Story アイテムを 1 つ追加してみましょう：

1. Scene ビューで、Story アイテムを追加したい場所を右クリックします。

2. 表示されたコンテキストメニューで、Gameplay Prefabs > Add StoryItem Here の順に進みます。その場所に新しい Story Item が表示されます。

3. Story Item の位置を調整する必要がある場合は、ツールバーに移動して、移動ツールを選択してください。新しい Story Item をクリックしてドラッグし、選択した位置に移動します。

4. Story アイテムをズームインすると、コンテキスト設定ウィンドウが表示されます。

このウィンドウには 3 つのタブがあり、クリックして設定を変更することができます：

• Config：プレイヤーが見るテキストやその他の重要な情報を追加
• Story：Story アイテム間の依存関係を作成
• Inventory：Story アイテムにアクセスするためのインベントリ要件を作成
  

Scene ビューで Story アイテムを選択しているときに、Story アイテムをズームインすることで、常にこのメニューにアクセスすることができます。

5. Config タブをクリックします。


6. ウィンドウの Text フィールドに、次のテキストを追加します：

「There is a strange person nearby…」

StoryItem GameObject のタイトルは、このテキストを含むように変更されます。

7. Disable When Discovered? のチェックボックスを無効にします。これにより、プレイヤーが一度見たことがある場合でも、Story アイテムは残ります。

8. シーンへの変更を保存します。

9. 再生モードに入り、Story アイテムのテストを行います。プレイヤーキャラクターがその空間に入ると、画面に Story アイテムのテキストが表示されます。テストが終わったら再生モードを解除することを忘れないでください。

1 つの Story アイテムを作成したら、他の従属アイテムを追加することができます。これにより、リンクを作成したり、プレイヤーキャラクターの世界を巡るナレーションを行うことができます。

依存する Story アイテムを追加するには：

1. Scene ビューで、最初のアイテムの近くに新しい Story Item を作成します。

2. Story Item のコンテキスト設定ウィンドウが表示されるまで、Story Item をズームインします。

3. 設定ウィンドウの Text フィールドに、次のテキストを追加します：

「Oh, just an archer! That’s not so strange after all.」

4. Disable When Discovered? のチェックボックスが有効になっていることを確認します。

5. Story タブを選択します。Add Required Story Item をクリックします。

6. 入手可能な Story Item のリストから「There is a strange person nearby…」を選択します。

7. Scene ビューで、もう一度ズームアウトします。破線矢印が 2 つの Story アイテムをリンクして、関係性を示します（互いに離れている場合は、元の Story アイテムを選択して F ボタンを押すと、そのアイテムに焦点を合わせることができ、よりはっきりと見ることができます）。

8. シーンへの変更を保存します。

9. 再生モードに入ると、リンクした Story アイテムを試すことができます。2 つ目のアイテムは、1 つ目のアイテムが起動した時のみ使用可能になります。2 つ目のアイテムを初めて見た時には、Story アイテムの中を歩いても、2 つ目の Story アイテムのテキスト（「Oh, it’s just an archer…」）は起動しなくなります。

これでおしまいです！独立した、またはリンクした Story アイテムを作成して、プレイヤーがあなたの世界を探索するときに好きなものをプレイヤーと共有することができるようになりました。