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レッスン 3.1 - ジャンプ力

このレッスンの目的は、このプロトタイプの基本的なゲームプレイを設定することです。まず、新しいプロジェクトを作成し、スターターファイルをインポートします。次に、美しい背景とプレイヤーが操作するキャラクターを選択し、スペースバーを押すとそのキャラクターがジャンプするようにします。また、プレイヤーに対する障害物を選択し、一定の間隔でプレイヤーの進路に障害物を放り込むスポーンマネージャーを作成します。

好みのキャラクター、背景、障害物を設定します。障害物が画面の端に出現してプレイヤーの進路を塞ぐので、プレイヤーはスペースバーを押してキャラクターをジャンプさせてそれを避けることができるようにします。

Prototype 3 - Asset Store

Prototype 3 - Direct Download.zip

概要

まず新しいプロジェクトを立ち上げ、スターターファイルをインポートし、ゲームの背景を選択します。

 を開き、コースディレクトリに新しく「

をクリックして Prototype 3 のスターターファイルにアクセスし、

ダウンロードして Unity にインポート

Sprite Renderer コンポーネント の Sprite で、_City、_Nature、_Town

プロトタイプを開き、背景を変える

プロジェクトを開始して背景を選択しました。次はプレイヤーが操作するキャラクターの設定を行いましょう。

Course Library > Characters から、キャラクターを 1 つヒエラルキーに

を追加し、コライダーの境界を

」フォルダーを作成し、その中に「

」スクリプトを作成して、それをプレイヤーに

プレイヤーキャラクターを選び、設定する

今まではゲームオブジェクト全体か Transform コンポーネントに対してしかメソッドを呼び出していませんでした。プレイヤーにかかる力や重力をもっとコントロールしたい場合は、プレイヤーの Rigidbody コンポーネントのメソッドを呼び出す必要があります。

 で AddForce メソッドを使用して、ゲームの開始時にプレイヤーをジャンプさせる

スタート時にプレイヤーをジャンプさせる

プレイヤーがスタート時にジャンプしますが、これは望んだ挙動ではありません。スペースバーを押して、ジャンプするよう指示したときだけジャンプさせるようにしましょう。

 にスペースバーが押されたかどうかをチェックする 

 の呼び出しに追加して、力に掛ける数を

スペースバーが押された時にプレイヤーをジャンプさせる

ジャンプの力、シーンの重力、キャラクターの質量などを調整して、プレイヤーにきれいなジャンプをさせましょう。

 変数を作り、ハードコードされた値を

の mass の値を微調整して、楽しくプレイできる感触にする

ジャンプ力と重力を調整する

すでにお気づきかもしれませんが、プレイヤーはスペースバーを何度も叩くと、キャラクターをものすごい勢いで飛び上がせることができます。このおかしな挙動をなくしてジャンプをより現実的なものにするためには、ジャンプする前にプレイヤーが地面に接していることを確認する if 文が必要です。

プレイヤーをジャンプさせる if 文で 

 メソッドを追加し、そのメソッドで

プレイヤーが二重ジャンプしないようにする

プレイヤーは空中をジャンプするようになりました。ここで何か飛び越えるものを置いてみましょう。これまでに慣れ親しんだコードを使って、障害物のインスタンスを作り、プレイヤーの動く先に配置してみましょう。

」と名前を変更し、出現させる

 コンポーネントを適用し、障害物の形に合うようにコライダーの境界を

」フォルダーを作成し、Obstacle をドラッグして新しく

」スクリプトを作成し、障害物に

MoveLeft.cs で、speed 変数に応じて左に

障害物を作り、左に動かす

前回のプロジェクトと同様に、障害物のプレハブのインスタンスを作る空のオブジェクト Spawn Manager を作成しましょう。

」という名前の空のオブジェクトを作成し、そのオブジェクトに新しく作った 

 を宣言し、インスペクターの新しい変数にプレハブを

 を宣言し、障害物を出現させる位置で初期化する

ようにして、シーンからプレハブを

スポーンマネージャーを作る

いま、スポーンマネージャーはゲーム開始時にプレハブのインスタンスを作ります。新しい関数を書いて、タイマーで障害物を出現させるようにしたいのですが、それには InvokeRepeating を使う必要があります。また、キャラクターの RigidBody を変更して、倒されないようにしなければなりません。

メソッドを使用して、障害物を

をおいて出現させるようにする

Player の Rigid Body コンポーネントの

 を展開し、Y 軸方向の位置以外のすべての位置を

一定間隔で障害物を出現させる

スペースバーを押すとプレイヤーがジャンプする

プレイヤーの二重ジャンプの抑止

乗算/割り当て（「*」）演算子

背景を左に動かすことで生まれたおかしな演出を、コードを使って常にスクロールするように修正します。

レッスンのまとめ

CWC_Intro_3_1.mp4

CWC_U3.L1.S1.mp4

CWC_U3.L1.S2.mp4

CWC_U3.L1.S3.mp4

CWC_U3.L1.S4.mp4

CWC_U3.L1.S5.mp4

CWC_U3.L1.S6.mp4

CWC_U3.L1.S7.mp4

CWC_U3.L1.S8.mp4

CWC_U3.L1.S9.mp4

CWC_U3.L1.SRecap.mp4

このレッスンを終えると、次のことができるようになります。

GetComponent を使用して複数の GameObject のコンポーネントを操作する

ForceMode.Impulse でゲームオブジェクトの物理に影響を与える

Physics.gravity を使ってプロジェクトの重力を微調整する

「&&」などの新しい演算子と変数を利用する 

何を行うことができる回数を制御するために Bool 型変数を使用する

RigidBody コンポーネントをフリーズ、または制約を設定して、特定の軸における動きを停止する

Unity Version 2021.3