Unity と XR Interaction ツールキットで VR 対応プロジェクトをセットアップしよう

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Unity Technologies

Unity と XR Interaction ツールキットで VR 対応プロジェクトをセットアップしよう

本チュートリアルでは、Unity の VR 固有の設定と、対象となる XR ヘッドセット用の XR プラグインを設定する方法を学びます。また、これらの設定を XR Interaction ツールキットの VR サンプルプロジェクトに適用して、すべてが正しくインストールされているかどうかを確認します。

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1. Unity と XR Interaction ツールキットを用いた VR 対応プロジェクトのセットアップ

このチュートリアルは、Unity 2019.4.12f1 LTS、XR Interaction Toolkit 0.9.3-preview、Oculus XR Plugin 1.4.3 を使用して検証されています


このチュートリアルでは、Unity の VR 固有の設定と、対象となる XR ヘッドセット用の XR プラグインを設定する方法を学びます。より迅速に開始するために、これらの設定を XR Interaction ツールキットの VR サンプルプロジェクトに適用して、すべてが正しくインストールされているかどうかを確認します。


2. XR Interaction ツールキットサンプルプロジェクトのロード

1. XR Interaction Toolkit サンプルを GitHub からダウンロードします。AR と VR の 2 つのサンプルプロジェクトがあり、それぞれが独立したディレクトリになっています。


2. VR プロジェクトのディレクトリを任意の場所に展開し、必要に応じて「XR Interaction Toolkit Example - VR」のような分かりやすい名前に変更します。


3. Unity Hub の Projects タブで、プロジェクトを追加し、VR プロジェクトのディレクトリを Hub に指定します。


4. プロジェクトを Unity で開きます。


3. XR 開発用パッケージのインストール

XR ハードウェアのサポートは、プラグインによって提供されます。プラグインを使えば、汎用の XR プラットフォーム向けに開発できるので、異なる XR ヘッドセット用にプロジェクトを修正する必要はありません。新しい XR ハードウェアをサポートするには、プロジェクト設定でプラグインプロバイダーを追加するだけで簡単に行えます。


現在、XR プラグインは、Oculus、Windows Mixed Reality、Leap Motion の各ヘッドセットに対応しています。また、デバイスがなくても XR 開発を可能にする MockHMD プラグインも含まれています。複数の XR プラグインをインストールして、複数のヘッドセットに対応することも可能です。このシナリオでは、アプリケーションは最初にリストされたローダーでサポートされているヘッドセットを探します(このチュートリアルで後述します)。ヘッドセットが利用できない場合、アプリケーションはリスト内の次のローダーを検索し、リストされているすべてのローダーを順番に検索します。


1. パッケージマネージャーを使って以下のパッケージをインストールします:

XR Interaction Toolkit (必須)
Oculus XR Plugin (Oculus ヘッドセット用)
Windows XR Plugin (Windows Mixed Reality ヘッドセット用)


2. プロンプトが表示されたら、クリックして「OpenVR Desktop Package」を削除します。


3. パッケージマネージャーを閉じ、Edit > Project Settings と開きます。


4. 左の列で XR Plugin Management をクリックします。


5. Android タブをクリックします。


6. Plug-in Providers の下にあるターゲットプラットフォームに対して VR システムの選択をします (画像 01)。


画像 01:Plug-in Providers は、様々な XR プラットフォームのサポートを追加します。

画像 01:Plug-in Providers は、様々な XR プラットフォームのサポートを追加します。


4. XR Interaction VR サンプルのビルドとデプロイ

最後に、プロジェクトをビルドしてデプロイする準備が整いました。


1. Assets > Scenes と選択し WorldInteraction をロードします (画像 02)。


画像 02:デモシーン

画像 02:デモシーン


2. File ドロップダウンから Build Settings を選択します。


3. Scenes In Build でプロジェクトに加えたシーンを削除し、Add Open Scenes をクリックします。


4. Oculus をターゲットとする場合は、ターゲットプラットフォームが Android に設定されていることを確認してください。


5. 左下の Player Settings をクリックします。Other SettingsIdentification セクションで、最小レベルを Android 6.0 ‘Marshmallow’ (API level 23) に設定します。本チュートリアルを書いている時点では、これが XR Interaction ツールキットでサポートされている Android の現在の最低バージョンです。最小のターゲット値が低すぎる場合は、Unity から必要な最小値が通知されます。


6. XR デバイスが接続されていて、すぐにテストを行いたい場合は、Run Device ドロップダウンからデバイスを選択し、Build and Run をクリックします (画像 03)。それ以外の場合は、Build をクリックします。


画像 03:接続されている XR ヘッドセットを選択して、すぐにテストすることができます。

画像 03:接続されている XR ヘッドセットを選択して、すぐにテストすることができます。


7. これで、Unity で VR プロジェクトを開発してビルドする準備が整いました。


5. まとめ

XR Interaction ツールキットは、選択したデバイス用の XR プラグインと組み合わせることで、Unity で VR の使用を簡単に開始できます。


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