Unity と XR Interaction ツールキットで VR 対応プロジェクトをセットアップしよう
Tutorial
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Beginner
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10 mins
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Unity Technologies

本チュートリアルでは、Unity の VR 固有の設定と、対象となる XR ヘッドセット用の XR プラグインを設定する方法を学びます。また、これらの設定を XR Interaction ツールキットの VR サンプルプロジェクトに適用して、すべてが正しくインストールされているかどうかを確認します。
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1. Unity と XR Interaction ツールキットを用いた VR 対応プロジェクトのセットアップ
このチュートリアルは、Unity 2019.4.12f1 LTS、XR Interaction Toolkit 0.9.3-preview、Oculus XR Plugin 1.4.3 を使用して検証されています
このチュートリアルでは、Unity の VR 固有の設定と、対象となる XR ヘッドセット用の XR プラグインを設定する方法を学びます。より迅速に開始するために、これらの設定を XR Interaction ツールキットの VR サンプルプロジェクトに適用して、すべてが正しくインストールされているかどうかを確認します。
2. XR Interaction ツールキットサンプルプロジェクトのロード
1. XR Interaction Toolkit サンプルを GitHub からダウンロードします。AR と VR の 2 つのサンプルプロジェクトがあり、それぞれが独立したディレクトリになっています。
2. VR プロジェクトのディレクトリを任意の場所に展開し、必要に応じて「XR Interaction Toolkit Example - VR」のような分かりやすい名前に変更します。
3. Unity Hub の Projects タブで、プロジェクトを追加し、VR プロジェクトのディレクトリを Hub に指定します。
4. プロジェクトを Unity で開きます。
3. XR 開発用パッケージのインストール
XR ハードウェアのサポートは、プラグインによって提供されます。プラグインを使えば、汎用の XR プラットフォーム向けに開発できるので、異なる XR ヘッドセット用にプロジェクトを修正する必要はありません。新しい XR ハードウェアをサポートするには、プロジェクト設定でプラグインプロバイダーを追加するだけで簡単に行えます。
現在、XR プラグインは、Oculus、Windows Mixed Reality、Leap Motion の各ヘッドセットに対応しています。また、デバイスがなくても XR 開発を可能にする MockHMD プラグインも含まれています。複数の XR プラグインをインストールして、複数のヘッドセットに対応することも可能です。このシナリオでは、アプリケーションは最初にリストされたローダーでサポートされているヘッドセットを探します(このチュートリアルで後述します)。ヘッドセットが利用できない場合、アプリケーションはリスト内の次のローダーを検索し、リストされているすべてのローダーを順番に検索します。
1. パッケージマネージャーを使って以下のパッケージをインストールします:
XR Interaction Toolkit (必須)
Oculus XR Plugin (Oculus ヘッドセット用)
Windows XR Plugin (Windows Mixed Reality ヘッドセット用)
2. プロンプトが表示されたら、クリックして「OpenVR Desktop Package」を削除します。
3. パッケージマネージャーを閉じ、Edit > Project Settings と開きます。
4. 左の列で XR Plugin Management をクリックします。
5. Android タブをクリックします。
6. Plug-in Providers の下にあるターゲットプラットフォームに対して VR システムの選択をします (画像 01)。

画像 01:Plug-in Providers は、様々な XR プラットフォームのサポートを追加します。
4. XR Interaction VR サンプルのビルドとデプロイ
最後に、プロジェクトをビルドしてデプロイする準備が整いました。
1. Assets > Scenes と選択し WorldInteraction をロードします (画像 02)。

画像 02:デモシーン
2. File ドロップダウンから Build Settings を選択します。
3. Scenes In Build でプロジェクトに加えたシーンを削除し、Add Open Scenes をクリックします。
4. Oculus をターゲットとする場合は、ターゲットプラットフォームが Android に設定されていることを確認してください。
5. 左下の Player Settings をクリックします。Other Settings の Identification セクションで、最小レベルを Android 6.0 ‘Marshmallow’ (API level 23) に設定します。本チュートリアルを書いている時点では、これが XR Interaction ツールキットでサポートされている Android の現在の最低バージョンです。最小のターゲット値が低すぎる場合は、Unity から必要な最小値が通知されます。
6. XR デバイスが接続されていて、すぐにテストを行いたい場合は、Run Device ドロップダウンからデバイスを選択し、Build and Run をクリックします (画像 03)。それ以外の場合は、Build をクリックします。

画像 03:接続されている XR ヘッドセットを選択して、すぐにテストすることができます。
7. これで、Unity で VR プロジェクトを開発してビルドする準備が整いました。
5. まとめ
XR Interaction ツールキットは、選択したデバイス用の XR プラグインと組み合わせることで、Unity で VR の使用を簡単に開始できます。