
「Creator Kit:コーディング入門」を始めよう
Tutorial
Beginner
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10 mins
Unity Technologies

この最初のチュートリアルでは、次のことを行います。
- Unity エディターで Creator Kit をセットアップする
- Unity エディターのナビゲーションと機能を確認する
- Creator Kit のゲームのサンプルを試す
以上の手順を終えることで、Unity でプログラミングを学ぶ準備を整えられます。
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1. はじめに
「Creator Kit:コーディング入門」へようこそ。このプロジェクトでは、アクション RPG ゲームを題材に、Unity 向けのコード作成の基本を学びます。
このプロジェクトは、焦点を絞ったチュートリアルで構成されています。
- Creator Kit アセットのインポートから、ゲームの最初のカスタムスクリプトの作成までをカバーした 10 個のチュートリアルのシリーズを学習することで、Unity 向けの C# スクリプト編集の基本が学べます。
- さらに、作成したテンプレートを使用してゲームをさらにカスタマイズするのに役立つリファレンスとしてのチュートリアルが 1 つ収録されています。
前提条件
このプロジェクトを始める前に、コードを書かない Unity でのデジタル制作入門コースのどれか 1 つを完了しておくと、このプロジェクトの内容を最大限に活用できます。
どのプロジェクトも入門的な内容ですが、各々異なる体験を提供するものになっています。また、どのキットで学んでも、このプロジェクトで Unity エディターを使っていく上で適切な経験を積むことができます。まだどのプロジェクトも完了していない場合は、個人的な興味に最も合うものを選んで完了させてから、このプロジェクトに戻ってくることをおすすめします。
以前 Creator Kit のプロジェクトを完了したものの、時間が空いてしまって知識が錆びついてしまったと感じる方も、ご心配は無用です。このチュートリアルには、Unity エディターでの作業における重要な内容の復習が含まれています。もう少し詳細なことを学ぶ必要を感じるなら、上記で紹介したコードを書かない Creator Kit を使うプロジェクトのうち 1 つを復習して理解を深め、完了してからこのコースに戻ってくるという学び方をしてもよいと思います。
2. Unity のバージョンを更新する
このチュートリアルのプロジェクトをダウンロードする前に、次のことを行う必要があります。
- Unity Hub をダウンロードする
- Unity Personal の最新の公式リリースをダウンロードする
- Unity ID を使ってログインする
最新の公式リリースがない場合は、Unity Hub ウィンドウの左側にあるメニューから「Installs」タブを選択してダウンロードします。
注:「Creator Kit:コーディング入門」プロジェクトと学習コンテンツは、Unity 2019.2 以降の公式リリースにのみ対応しています。
3. Creator Kit アセットをインポートする
Unity の最新バージョンを入手したら、「コーディング入門」のプロジェクトをダウンロードします。
1. Unity Hub を開く。
2. ウィンドウの左側にある「Learn」タブを選択する。
3. 下にスクロールして、使用可能なリストから正しいプロジェクトを選択する。
4. プロジェクトのダイアログウィンドウで、「DOWNLOAD PROJECT」を選択します。
5. ダウンロードが完了したら、「OPEN PROJECT」を選択する。
この操作により、Unity エディターがプロジェクトをインポートし、必要なパッケージを更新します。
6. 画面上部のメニューから File > Save と選択して、自分のプロジェクトを保存する。この操作は、ショートカット Ctrl + S(Windows)または Cmd + S(macOS)を使っても実行できる。
以上です。これですべての設定が完了したので、Unity エディターがどのように機能するかを確認しましょう。
4. 重要:Unity プロジェクトを保存できない場合
注:現在、Unity Hub を介してダウンロードした Unity プロジェクトを保存できないエラーが発生すると一部のユーザーから報告を受けています。このエラーが発生した場合は、次の回避策を使用できます。
1. 画面上部のメニューから File > Exit と選択する。
2. 「Keep Project?」ダイアログウィンドウが表示されるので、「Keep」を選択する。
3. オペレーティングシステムの保存ウィンドウを使用してプロジェクトを保存する。保存場所には、専用の「Projects」フォルダーや「ドキュメント」フォルダーなど、プロジェクトに簡単にアクセスできる場所を選択する。
4. プロジェクトが保存されたら、Unity Hub を再度開く。
5. 「Add」を選択して、保存したプロジェクトの場所に移動する。これで、プロジェクトが Unity Hub のプロジェクトリストに追加される。
6. プロジェクトリストでプロジェクトを左クリックして開き、チュートリアルを続行する。
上記のプロセスを完了すると、通常どおりプロジェクトを保存できるはずです。
5. Unity エディターの復習
このプロジェクトでは、コードを書かない Creator Kit で使用したものと同じ Unity エディターの主要部分を使用します。
Unity エディターは 4 つの主要なセクションから構成されています。
1. シーンビュー
ここで、ゲームの 3D空間でオブジェクトを選択して移動することにより、現在のシーンを編集できます。このキットでは、ゲームレベルが1つのシーンに含まれています。
2. ヒエラルキー
これは、シーン内のすべてのゲームオブジェクトのリストです。ゲーム内のすべてのオブジェクトはGameObjectです。これらは親子階層に配置できます。これにより、オブジェクトをグループ化できます。つまり、親オブジェクトを移動すると、そのすべての子が同時に移動します。
3. インスペクターウィンドウ
これにより、現在選択されているオブジェクトに関連するすべての設定が表示されます。ウォークスルー中に、このウィンドウをさらに詳しく調べます。
4. プロジェクトウィンドウ
ここでプロジェクトアセットを管理します。アセットは、プロジェクトで使用されるメディアファイルです(たとえば、画像、3Dモデル、サウンドファイル)。プロジェクトウィンドウはファイルエクスプローラーのように機能し、コンピューター上のフォルダーを探索および作成するために使用できます。ウォークスルーで特定のファイルパスにあるアセットを検索するように求められたら、このウィンドウを使用します。
ヒント:エディターのレイアウトが上の画像と一致しない場合は、ツールバーの右上にあるレイアウトドロップダウンメニューを使用して、「Default」を選択します。
6. Unity エディターのツールバーを確認する
ツールバーには、ゲームの設計とテストに役立つさまざまな便利なツールボタンが含まれています。
再生ボタンと関連のボタン
再生ボタン
再生ボタンは、現在ヒエラルキーウィンドウにロードされているシーンをテストするために使います。エディターでゲームを実際に動かしてテストすることができます。
一時停止ボタン
このボタンの機能は想像がつくかもしれません。一時停止ボタンをクリックすると、ゲームウィンドウでのゲームの再生を一時停止できます。他の方法では確認しづらい、視覚的な問題やゲームプレイの問題を見つけるのに役立ちます。
ステップボタン
ステップボタンは、一時停止したシーンをフレームごとに実行するために使います。これは、ゲームの世界に対してその場で加えた変更の影響を確認したいが、リアルタイムでは確認しづらいという時に非常に役立ちます。
オブジェクトの操作
これらのツールは、シーンビュー内のゲームオブジェクトの移動や操作に使います。ボタンをクリックするか、ショートカットキーを使って各ツールを有効にできます。
ハンドツール
このツールを使用して、シーンウィンドウ内を移動できます。マウスで中ボタンをクリックすることでもこのツールを使うことができます。
移動ツール
このツールを使用すると、アイテムを選択して個別に移動できます。
回転ツール
このツールを使ってアイテムを選択し、回転させることができます。
拡大縮小ツール
ご想像のとおり、これはゲームオブジェクトを拡大および縮小するためのツールです。
RectTransform ツール
このツールには多くの機能があります。簡潔に言えば、2D と UI 用に特化して、移動、スケーリング、回転を 1 つのツールで行えるようにしたものです。
回転、移動、または拡大縮小
このツールにもまた、多くの機能があります。こちらは 3D に特化して、ゲームオブジェクトの移動、回転、または拡大縮小を 1 つのツールで行えるようにしたものです。
特定のゲームオブジェクトに視点を合わせる
もう 1 つの便利なショートカットとして F キーのショートカットをご紹介します。このショートカットを使うと、選択したオブジェクトに視点を合わせることができます。あるゲームオブジェクトがシーンのどこにあるかを忘れたときに、ヒエラルキーでそのゲームオブジェクトを選択し、次にカーソルをシーンビューの上に移動します。それから F キーを押すと、選択したゲームオブジェクトがビューの中央になるように視点が移動します。
マウスでシーンビューのナビゲーションを行う
シーンビューにフォーカスを当てている間は、次の操作も有効になります。
- 左クリックでシーン内のゲームオブジェクトを選択する。
- 中クリックしながらドラッグして、ハンドツールを使ってシーンビューのカメラを移動させる。
シーンビューでゲームオブジェクトを移動する方法の詳細については、マニュアルの「シーンビューのナビゲーション」を参照してください。
7. Unity を使うための重要な概念を確認する
ゲームオブジェクトコードを書かない Creator Kit で紹介された重要な概念のうちいくつかを確認しましょう。これは、ゲームのスクリプトの編集について考えるようになったときに役立ちます。
シーン
Unity では、プレイヤーが操作できるゲームの領域は、通常、1 つ以上のシーンで構成されています。小さなゲームでは 1 つのシーンしか使用しないこともあります。一方で、大規模なゲームではシーン数が数百に及ぶこともあります。「Creator Kit:コーディング入門」で紹介するゲームの作成では、多数のシーンを使いました。これから学んでいくチュートリアルでゲームのプレイやカスタマイズに使うシーンを、ExampleScene と呼びます。
ゲームオブジェクトとコンポーネント
ゲームの世界のすべてのオブジェクトは、Unityのゲームオブジェクトとして存在します。ゲームオブジェクトに、さまざまな機能を提供する適切なコンポーネントを提供することで、望みの機能を持たせることができます。
新しいゲームオブジェクトを作成すると、Transform コンポーネントがすでにアタッチされた状態で作成されます。このコンポーネントは、3D(場合によっては 2D)のゲーム空間でのゲームオブジェクトの位置に関するプロパティを制御します。これ以外のコンポーネントはすべて、インスペクターで手動で追加する必要があります。
プレハブ
プレハブは、ゲームで再利用するためにゲームオブジェクトを構成し、それを保存しておくための優れた方法です。プレハブはテンプレートとして機能し、特定のゲームオブジェクトのコンポーネントとプロパティを格納し、シーン内にそのインスタンスを複数作成できるようにします。
シーン内に作ったプレハブテンプレートのコピーはすべてリンクされています。これは、たとえば、ライフ回復ポーションのプレハブのオブジェクト値を変更すると、シーン内のそのプレハブの各コピーが変更後のオブジェクト値を持つように更新されるということです。ただし、ゲームオブジェクトの特定のインスタンスをデフォルトのプレハブ設定とは異なるものにすることもできます。
8. ゲームを試しに動かす
ここまでの内容が分かれば、Rancho Rodadora の街に入って、ゲームを探索する準備ができたことになります。
注:この Creator Kit には、一通りの要素を備えたプレイヤー体験を作成するために使える、カスタマイズ可能なシステムが多数含まれていますが、本当の完成に至るまでに、皆さんご自身でやっていただくことも多数あります。つまり、キットに含まれているものが、ほんの少し未完成なように見えるので、それを埋めていく必要があるということです。ですが、ご心配は無用です。これから続くチュートリアルで、サポートを得ながら段階を踏んで学ぶことができます。また、チュートリアルを終えた時に、そのコードを行に組み込む上で役立つリファレンスガイドも用意してあります。
ベースとなるゲームをプレイしてみましょう。
1. プロジェクトウィンドウで、 Assets/Creator Kit - Beginner Code/Scenes フォルダーに移動する。
2. ExampleScene シーンアイコンをダブルクリックして、シーンを開く。
3. ツールバーの再生ボタンをクリックして再生モードに入り、ゲームをテストする。
(一通りプレイし終わったら再生ボタンをもう一度クリックして、再生モードを終了することを忘れないでください!)
ナビゲーション
キット内のゲームは、マウスのカーソルを合わせてクリックすることで動きを制御するシステムを備えた、ハックアンドスラッシュタイプの RPG です。シーン内の次のものをクリックすることができます。
- 移動先の場所
- 攻撃の対象
- インベントリ(持ち物リスト)に追加するアイテム
まずは怖い顔が描かれたトレーニング用のダミーを攻撃してみてください。なお、スクロールホイールを使って、シーン表示を拡大および縮小することができます。
インベントリとキャラクターのステータス
画面の左下隅にある荷物入れの鞄アイコンをクリックすると、次の操作を行えます。
- キャラクターのステータス(強さ、防御力、敏捷性)の確認
- 装備と持ち物を確認します(詳細を表示するには、マウスカーソルをアイテムの上に置きます)
- アイコンをダブルクリックしてアイテムを使用または装備する
キーボードショートカットの I キーを使用してインベントリを開閉することもできます。