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レッスン 4.3 - パワーアップとカウントダウン

敵はプレイヤーを島中追いかけ回すようになりました。このため、プレイヤーには自分の身を守るためのより良い方法が必要です。特に敵を増やしたとき、身を守る良い方法がなければ生き残ることはできません。このレッスンでは、プレイヤーを一時的に強くするパワーアップの仕組みを作成して、接触してくる敵を押しのけられるようにします。パワーアップアイテムは島のランダムな位置に出現し、拾うとプレイヤーにインジケーターが付いてパワーアップしたことがわかるように表示されます。パワーアップのインジケーターとパワーアップアイテムは、好みのスタイリッシュなゲームアセットで表現されます。

パワーアップアイテムは、プレイヤーが拾える状態でマップ上のランダムな位置に出現します。プレイヤーがこのパワーアップアイテムに接触すると、パワーアップアイテムは消滅し、プレイヤーにインジケーターが付きます。パワーアップはアイテムを拾った後 5 秒間持続し、その間プレイヤーは敵を吹き飛ばせる状態になります。

導入

今回はまったく新しいゲームプレイのメカニクスを追加するために、プレイヤーを一時的に強化する新しいパワーアップアイテムを導入します。

オブジェクトをシーンにドラッグし、「

をクリックしてちょうどいい大きさにして、「

」チェックボックスにチェックを入れます。

にドラッグして、新しい「オリジナルのプレハブ」を作成します。

パワーアップアイテムを選んで準備する

パワーアップを動作させるための最初のステップとして、プレイヤーが触れたときにパワーアップが消えるようにして、プレイヤーがパワーアップアイテムを拾ったことを記録する新しいブーリアン変数を設定します。

を追加し、パワーアップアイテムに触れた時に消去するようにする。

を作成し、パワーアップアイテムに接触したら 

触れた時にパワーアップアイテムを消去する

パワーアップは、プレイヤーがパワーアップを持っていて、かつ敵と衝突した場合という、非常に特殊な状況下でのみ効果を発揮します。そのため、まずこの非常に特殊な状況をテストしましょう。

新しく「Enemy」タグを作成し、

敵タグのブーリアン値 hasPowerup と Enemy タグの 

 を作成して動作していることを確認します。

敵キャラとパワーアップをテストする

これでパワーアップの条件が完璧に整ったので、パワーアップ機能の中身をプログラムする準備が整いました。プレイヤーがパワーアップしているときに敵とぶつかったら敵が飛んでいくようにしましょう。

 コンポーネントを取得するための新しい

を保持するための新しい変数を宣言します。

パワーアップ時に追加される弾き飛ばす力を適用する

パワーアップが永遠に続くと敵との力のバランスが崩れるので、プレイヤーがパワーアップを拾った時に発動するカウントダウンタイマーをプログラムし、タイマーが終了するとパワーアップ機能を停止するようにします。

IEnumerator PowerupCountdownRoutine () {} 

の中で 7 秒待ってから、Powerup を

パワーアップのカウントダウンを行うルーチンを作る

このゲームをよりプレイしやすくするためには、プレイヤーがパワーアップをしたときとしなかったときが明確にわかるようにしておくべきです。そこで、パワーアップしているかどうかをユーザーに示す視覚的なインジケータをプログラムします。

変数を宣言し、インスペクターで 

プレイヤーがパワーアップに触れたとき、インジケーターのオブジェクトを

に設定し、パワーアップの有効期限が切れたら

で、インジケーターの位置をプレイヤーの位置に

パワーアップのインジケーターを追加する

プレイヤーがパワーアップを拾うと、視覚的なインジケーターが表示されます。

パワーアップ中に敵と衝突すると敵が飛んでいく

一定時間経過するとパワーアップ能力とインジケーターが消える

ローカルのコンポーネント変数 

プレイヤーが次々に現れる敵の集団を撃退するようなゲームにしましょう。

レッスンのまとめ

CWC_Intro_4_3.mp4

CWC_U4.L3.S1.mp4

CWC_U4.L3.S2.mp4

CWC_U4.L3.S3.mp4

CWC_U4.L3.S4.mp4

CWC_U4.L3.S5.mp4

CWC_U4.L3.S6.mp4

CWC_U4.L3.SRecap.mp4

このレッスンを終えると、以下のことができるようになります。

連結と変数を使って役に立つデバッグメッセージを書く

IEnumerator と Coroutines を使って関数を繰り返し呼び出す

SetActive を使用して、ゲームオブジェクトをシーンに表示したり、シーンから消したりする

Unity Version 2022.3